思えば一年ほど前、行き着けの模型店の店長さんに入った電話が最初でした。
「変な模型が出るけど売れるかどうか・・・?」と入荷を考えておられたので
話を聞いてみるとアオシマから痛車のプラモが出る、と。
そして2月1日にハルヒの痛車キットが発売、予想外の大反響で各地で品切れ、
現在では2〜3倍近い高値で平然と販売されているのだから恐ろしい。
その後シリーズとして発売され、模型としては珍しいハイペースで売り上げを見せている。
しかし、いつまでもこの美味しい話を他が見ているだけのはずが無い。
ついにねんどろいどなどのフィギュアで有名なグッドスマイルカンパニーが
初音ミクのデカールを発売を決定した。
アオシマのデカールは下地の色が透けると不評であったの見てか「透けにくい」とアピール。
ライバルの問題点をしっかり研究しているようだ。
グッドスマイルカンパニーはプラモデルメーカーではないのでデカールのみで発売できることや、
フィギュア開発の実績でアニメ製作側との権利のやりとりも慣れていることが強みになるだろう。
(アオシマはなによりここに苦労したと聞く、何せ普段自分たちが関わったことの無い分野なので
どこに話をつけて権利を得ればいいのやら最初はさっぱりだったのだろう)
アオシマはプラモデルメーカーなので、当然既存の自動車キットをセットにする必要があるが、
やはり得意とするメーカーの車種に限定されてしまうため、ワンパターンとも言われかねない事、
また自動車メーカー側がイメージダウンになる、と痛車化を禁止しているところもあることが
どうしても足かせになってしまうようだ。
ただし最近ではデカールの品質向上など問題点の改善もしている。
妙に白熱する痛車模型であるが、グッドスマイルカンパニーや今後現れるであろうライバルに対して
アオシマはどのように対抗していくのかが見ものである。
ちなみに十二月の痛車模型関連の新製品は
グッドスマイルカンパニーから「初音ミクデカール」と
アオシマから「リリカルなのは+チェイサー」と「ハルヒ+RX−7(再販)」ね。